いしだ歯科医院では、虫歯・歯周病予防のために、クリーニングに力を入れています。

例えば、歯石除去を指す「スケーリング」では、歯磨きでは取れない歯石を治療器具で取り除きます。歯周病の基本治療でもあるスケーリングを行うことで、歯ぐきの状態の維持・改善が期待できます。

定期検診は、一人ひとりの患者さまのお口の状態を診てご案内します。歯周病の治療を終えたばかりの方は月に1回受診いただき、歯を良く磨けている方は半年に1回などの頻度となります。

残っている歯を守るために、一緒に予防に取り組んでいきましょう。

虫歯は初期の状態以外は、自然に治ることはありません。痛み始めたら、それはある程度進行している虫歯ということです。放置をしていると、神経にまで達し、神経を除去する治療が必要になったり、根の先に膿ができ抜歯が必要になったりするおそれがあります。神経の虫歯にまで進行しないように、早めに治療をしましょう。

虫歯治療というと痛いイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか。当院では、表面麻酔をしてから麻酔注射を行います。麻酔注射が苦手という方でも受けていただきやすい治療を行っています。

歯周病の基本治療は歯石を除去し、感染源を取り除くことです。歯周組織の炎症が治まったら、健康な歯肉の状態を保つために、メンテナンスを行います。メンテナンスとしては、毎日のプラークコントロールと、歯科での定期検診があります。

歯周病を予防するために、生活習慣の見直しを行ったほうがいい方もいらっしゃいます。例えば、喫煙する方や糖尿病を患っている方です。喫煙や糖尿病は、歯周病の進行と相関関係があることが知られています。喫煙を控えたり、糖尿病の症状をコントロールしたりすることで、歯周病の予防をさらに促進させましょう。

当院では保険適用の入れ歯以外に、自由診療として2種類の入れ歯を取り扱っています。一つは軟性義歯、もう一つはノンクラスプデンチャーです。

軟性義歯は生体用シリコンでできた入れ歯で、歯肉や歯にかかる負担が少ないのが特徴です。吸着しやすい、汚れが付着しにくいなどのメリットもあります。

ノンクラスプデンチャーは歯を固定するバネがない部分入れ歯です。金属のバネがないことで、目立ちにくく、保険適用の入れ歯では見た目が気になる方におすすめです。

ほかにも取り扱っている入れ歯がありますので、保険適用の入れ歯以外で検討している方にはご説明します。歯を失ったまま放置すると、食事や会話がしにくいだけでなく、顎の骨が痩せやすくなります。歯を失ったら放置せずに、入れ歯治療を受けましょう。

当院では、お子さまの虫歯予防として、シーラントやフッ素塗布を行っています。

シーラントは歯に薄くレジンを装着することで虫歯にならないようにする処置です。仮の装着ですので外れる場合もあるため、その際は、再接着をおすすめします。

フッ素塗布は歯のエナメル質を修復する働きがあるフッ化物を歯に塗る処置です。フッ化物には歯質強化の作用もあるため、乳歯を酸に強くし、虫歯予防を図ることができます。フッ素塗布後は薬剤が流れないように、数十分間は飲食を控えることもお願いしています。

乳歯は健康な状態で永久歯に生え替わることで、歯並び悪化などのリスクを低減することができます。健康な歯の発育のために、定期的にお子さまを歯科医院にお連れになってください。